ふきのとうのスタッフが日々の活動を綴ります。
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2008年12月11日 (木) | Edit |
今日、市内のとある町の民生委員さんが、近くを通ったからと、ふきのとうの事務所に寄ってきてくださいました。
気軽に足を運んでくださるのはとても嬉しいです

以前より、ふきのとうのスタッフをよくご存じだったこともあるのですが、最近ではお仕事で、担当地域の利用者様に関して相談させていただくことも度々で、何かと懇意にしてくださっています。

ところで、皆さんは「民生委員」というお仕事をご存じでしょうか。
私自身に関して言うと、恥ずかしながら福祉分野の仕事を始める以前は、その名前を聞いたことすらありませんでした。
(民生委員さんの任務についての詳しい説明は割愛します。ご興味のある方はこちらをご覧ください)

一言でいえば、「地域の身近な相談窓口」といった役割を担ってくださっています。
加西市のように古くからの町がたくさん存在するところにおいて、ある時は一人暮らしやご高齢夫婦だけの暮らしをされている方の困り事や心配事の最初の聞き役として。ある時は私たちが相談援助を行う際の地域住民の方との間の懸け橋、貴重な情報を提供くださる窓口として。
地域住民の方はもとより、私たちのような仕事をさせていただいている者にとっても、なくてはならない重要な存在です。

そんな「民生委員」という役割を引き受けられるということは、名誉であるとされると同時にやはり大変であるという認識からか、どこの地域もなかなか次に引き受けてくださる方がないというのは時々耳にする話です。

ふきのとうを訪れてくださった民生委員さんが、

「自分の担当する地域にも、高齢者のお一人暮らしの方がたくさんおられる。そんな方が日々元気で暮らしておられるかどうかを民生委員が絶えず見守るということは難しい。毎朝開いているはずのカーテンが開いていない、郵便受けに新聞が入ったままになっている、など普段との違いに最初に気づかれるのは隣近所の方。前任者の時、そのような異変を察知した近所の方が民生委員に知らせ、お独りで亡くなられている方を
発見したことがあった。すぐに見つかったことはよかったのかもしれないが、そういうことがあると担当民生委員としての立つ瀬がない。自分が担当の時にそのようなことが起こってほしくない。今はお元気でおられたとしても、お独り暮らしの方は特に心配だ。」


と話されました。

その時、話を聞いていたスタッフ達はハッとしました。
民生委員さんにそのような苦悩があることを初めて知ったからです。
もしもそのようなことが起こったとしても、誰のせいでもありません。一体誰が民生委員さんを責めるなどということをするでしょうか。
でも、民生委員を引き受けられている本人は違うのです。
「地域のお独り暮らしの方や高齢者夫婦の見守り」という役割があるために、きっとご自分を責めてしまわれるのです。

当たり前ですが、頼りになる民生委員さんも同じ一人の人間です。
自分の家庭があれば自分の仕事もあり、自分の日々の悩みも当然ある。
そんな中で奉仕の精神を持って地域のために取り組んでくださっているのです。
本当に感謝すべきだと改めて思うと同時に、やはり民生委員さんの心の負担が大きすぎてはいけないと感じます。それは私たちケアマネージャーも同じです。
困った時は「関係機関がチームで」関われるのが理想で、そうなれる為にも、民生委員さん自身も気軽に相談できるところが必要だと感じます。
私たちふきのとうは、そういった役割も担っていけるよう、民生委員さんを含め、他の機関との普段からの関係づくりも力を入れていきたい。

あらためてそう思った日でした。

T民生委員さん、いつもありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。


むらかみ’まるりん’



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